「ウルトラQ」の「鳥を見た」 エンディングには「冥府の鳥」という曲名がついている。作曲は、「ウルトラマン」の音楽も担当した宮内國朗。ギターソロの何とも言えない抒情溢れる名曲である。
かねてより曲名の意味が分からなかったが、昭和20年3月15日刊行の「大東亜民話集」にある小栗虫太郎の「冥府の鶏」という物語を見つけ、何らかの関係があるのではと思った。
ボルネオ民話で、あらすじは。闘鶏にとりつかれたさえない男があの世の町に迷い込んみ、とても強い鶏を貰い、故郷につれて帰って闘鶏に出したが、その鳥が見えるのは、そのさえない男のみであり、皆の笑いものになったとのことある。
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