ギターとバイオリンは、撥弦楽器と擦弦楽器の代表ですが、音域が1オクターブ以上も異なります。ギターはむしろチェロに近い低音楽器です。したがってギターのみで合奏すると高音部が手薄になります。また、クラシックギターについては、楽典(西洋音楽の規則)を完全に理解しないといけません。以上の理由から楽器演奏技術習得は、バイオリンのように若年からがよいのですが、中高年からギターに親しむ人も沢山います。その場合は通常と異なるカリキュラムが必要となると思います。私は合奏を主体として、演奏技術に応じたパートを作成する方法がよいのではないかと思っております。職場の音楽サークルに40年関わった経験から思うのです。但しギターはピアノの様に一人でも完結した音楽を創造できることを忘れてはなりません。
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